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プロが教える「おそうじのコツ」 Vol.1


そもそも「汚れ」とは何か?  ~「そうじ」を定義する~

 みなさんが、なんとなくわかってはいる「そうじ」。そんなそうじに対してそうじを通じた経営改革と人材育成を支援する専門コンサルティング会社の「そうじの力」目線でアプローチをしていきます。
 今回は、そもそも「汚れ」ってなぁに?を考えたいと思います。

 さて、掃除の言葉の意味を辞書で調べてみると「掃除」=はいたりふいたりして、ごみやほこり、汚れなどを取り去ること。(大辞泉) だそうです。
 これは、わかりやすいですね。ごみは不要なものや役に立たなくなったものだし、ホコリはまさにあのモコモコとしたホコリです。それに汚れは…、「あれ?汚れって?」
 調べると「汚れ」=汚れること。汚れた箇所。汚染。(大辞泉)となっていました。
 「??? そのままじゃん!」辞書の機能を果たしているのかを疑いたくなるほどそのままで、これじゃぁいったい何のことかさっぱりわかりませんよね。
なので、「そうじの力」として「汚れ」を定義して皆さんと共有したいと思います。

 たとえば、お醤油は、醤油さしの中にある時や、醤油皿の上にある時は、調味料としてしっかりと役割を持った「醤油」ですが、いったんテーブルの上や床にこぼれてしまうとその瞬間から汚れになります。
 モコモコとした綿ボコリなどは、主には繊維から出る細かい糸屑です。布団や衣服である時には本当にありがたい存在ですが、そこから離れ空中に飛び出した瞬間に空気や床の汚れとなります。

 これらの例を踏まえて定義をすると、「汚れ」とは「そこにあるべきものではないもの。」です。
 そしてそのことから逆に「そうじ」を定義すると、「そうじ」とは「そこにあるべきものだけにすること。」となります。
 このように定義すると、かなりすっきりして、どのような活動を行えばよいのかもイメージが湧くのではないでしょうか?
 たとえば、機械や道具、什器、備品、家具、衣類などという大きな物。それらがもし、使われていないもの、使うあてのないものだったとしたら、それは「そこにあるべきではないもの」ということになります。こうしたものを処分することを「整理」と言います。

 いっぽう、デスクの上に砂ボコリがついているとします。
 このままでは手や書類が汚くなってしまいますから、やはりこれも「そこにあるべきではないもの」ということになります。これらを取り除くことを「清掃」と言います。

 上記のように、対象物が何であるかで、そうじに使う道具や洗剤、段取りが違ってきます。
 次回以降、対象物別に細かくそうじの方法を考えてみます。

■情報提供
  株式会社そうじの力 飯塚輝明

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